
社会に出て10年程度経つと、自分の家庭状況や社会環境も落ち着いてきて、将来設計に見通しが付き始める頃になります。
例えば、
「子供はもう二人いるから、これからは子育てを重点的に考えなきゃ」とか、
「奥さんには子供が小学校に入るまでは家庭にいて欲しい」
など家庭や仕事の都合の先行きに目星が付き始めてくるのです。
このように、家族や子供を不慮の事態から守る為にも保険の重要性を痛感して、保障額が大きい保険に加入し直したり、若い頃から入っている保険の保障を手厚く変更したりする時期が必ずやってくるのです。
しかし、ここで考えてみて欲しいのが、どの程度の年齢まで保障を必要とするかです。
例えば、30歳男性、8歳の子供が一人いる方が死亡保障3000万円・30年満期の定期保険に加入しているとしましょう。
この場合、既にお子さんの年齢が8歳ですので、男性が45歳になる頃には、充分お子さんが独立している歳になっています。
お子さんが独立した後は、3000万円もの死亡保障は必要ありませんし、その時までに出来た貯蓄なども含めれば、死亡保障は半分の1500万円程度で奥さんが当分生活していくのに困らないはずです。
ましてや、満期が近い50代半ばを過ぎれば、死亡保障額はある程度少なくて構いませんよね。
つまり、年齢に応じて死亡保障額を見直していく必要があるのですが、その都度見直す手間を省きたい、と思ったら逓減定期保険を検討してみましょう。
先に述べた定期保険の例は平準定期保険と言い、保険期間中は一定の保険金が保障される保険です。
これに対して、逓減定期保険は、保険期間中の保険金が、年齢の経過と共に徐々に低くなっていく代わりに、安い保険料で済むのです。
平準定期保険と逓減定期保険の支払い総額を比較してみると、総額で200万円以上の差額となる場合もありますので、既に将来設計の見通しが付いている方は、平準定期保険を解約して、逓減定期保険へ加入した方がお得になる場合が多いのです。